
こんにちは!みほです!
突然ですがあなたは未経験デザイナーですか?
私はデザイン会社で働いたことはありません。
専門学校に通ったわけでもなく、
独学でもなく、講座で学んだだけです。
正直、依頼が取れず、取り方もわからず
かなり悩んだ時期もありました。
でも今は、SNS経由でお仕事を
いただけるようになりました。
でもプロだったら知ってるんだろうなっていう
視点にたくさんぶつかっています。
その中で最近
「プロだったらやっていたであろうこと」を
自分が見落としていたな…と
痛感する出来事がありました。
この経験から強く思ったのが、
お客さんに「やっぱり未経験は…」と
思われないためには、
プロがやっている視点、
そして未経験者が見落としがちなポイントを
ちゃんと意識してデザインに
取り入れていくことが大切なんだということです。
皆さんもこの記事から一つ学びを
自分のものにしてくださいね!
何が違う?
過去、お仕事で画像加工のご依頼を
いただいたことがありました。
ECサイトに載せる掲載画像の加工です。
内容は至ってシンプル
「女性の写真を背景のみ白
(R255 G255 B255)にしてください」
というもの。
背景を指定通り真っ白にして納品。
先方からも
「ありがとうございます!」と
OKをいただいて、
無事完了…と思っていたんです。
あの連絡があるまでは…
納品数分後にクライアントさんから
「修正まではいいんですが気になったので…」
とあることを指摘されました。
ちなみにどんな感じの写真か
比較できるように用意しました。
⚠こちらは実際のお客様のお写真ではございません!
素材からほぼ同じようなテイスト、
背景のものを用意して同じように
加工しましたが同じ現象が起きたので
こちら使ってます!
お客さんはどこを指摘したと思いますか?

めっちゃ拡大してもわからなくないですか?
ここでヒントです!
女性のお肌を目を凝らして
よーーーーく
見てください!
わかりましたか?
お客様から指摘された点、
それは・・・・・
「こちらの被写体の女性の
肌全体が青白く見えます!」
とのこと。
?????????
た、確かに言われてみれば・・・・
若干青白くなってる。血色が悪く見える。
でも、被写体は一切加工してないのに…
本当に微差です。
こんなの気づかないだろう…
そう思って
デザイナー歴10年以上の先輩に聞きました!
プロ視点だと…
まず先輩にも同じ画像を見ていただいて
「確かに微差だね。
背景が青→白だと目の錯覚で
同じでも違って見えてしまったり
するので難しいところです。」と。
ホッとしたのもつかの間、
「変えた時に⌘Z(ctrl+Z)で
戻って変化がないか確かめた?」
私「・・・・・やってなかった。」
最終確認の時、きちんと髪の毛など
切り抜いた部分は確認したのに
比較して全体の変化がないか
確認してなかったんです。
人物の肌の色、髪色、トーン・・・
特に美容系や化粧品、モデル系では
かなり気にされる部分です。
ではなぜこんなことが起きたのでしょう?
だって被写体はいじってないのに‼‼
それは・・・・
- 白背景にしたことで、光の反射が強くなって
→ 肌の色が「わずかに」青白く見える - 「健康的に見えない」「ちょっと冷たい印象」になることも!
今回はRGBでの指定
RGBの特性上
白背景に加工して
背景が光って見えるくらい
鮮烈で肌の色が視覚的に
青白く変化することが
わかりました!
こうなると商品の印象がかなり
変わってくることあり
お客様からすればその写真一枚が
売り上げに響くことだってあります。
美容サロン専門としても、デザイナーとしても
知っておかないといけないことでした。
どうすればよかった?
先輩に言われた通り
必ず変更した場合は、
何度もビフォアフを繰り返し見ること。
言われたことだけやって、
さらっと確認しただけで
「白に変更したから納品するぞ!」って
即納品したのがこの結果でした。
急ぎだったため焦りもありましたが
必ずビフォアフの確認を怠らず
ほんのちょっとしたことも見逃さない
ようにデザイナーとして気を付けて
いきたいです。
そしてそのことをお客様に確認していただいて
どう進めるか一緒に考えていけると
お客様も安心します😉
逆にこんな小さなことにも気づける
デザイナーになれたら
これから作っていくデザインの
クオリティはかなり上がるはずです!
さらにお客様からの絶大な信頼を得られ、
リピート依頼にもつながるでしょう。
今回のプロの視点、かならず覚えておきましょう!
まとめ
正直、私は未経験からデザインを始めて、
こういった「プロ視点」は経験を通して少しずつ
知っていくしかありませんでした。
でもだからこそ
同じように学びながら進んでいる人に伝えたいです。
「肌のほんの少しの差」なんて、
最初は気づけなくて当然。
でも、“どんな視点が必要なのか”を
知っていれば、次からは違う行動ができる。
だから今回、ブログにまとめることにしました!
クライアントの「違和感」に
一歩先回りできるように、
私もあなたの中もプロの視点を
一緒に少しずつ育てていきましょう✨
これからもデザインの学びや、
そして未経験でもデザイナーとして
依頼が取れるようになるコツを
発信していきます!✨
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
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